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トラップ練習

午前中、トラップの練習に行ってきました。
今後、射撃についても色々と書いていこうと思います。
正直なところクレー射撃はあまり真剣に練習していないので
技術的なことはほとんど語れません。
また許可申請などについてもすでに詳しいサイトがあるので
そういったこともあまり触れるつもりはありません。
日常の生活の中でどのように射撃や鉄砲と付き合っていくか、
どうやって射撃を続けていくか、というようなことを書いていきたいと思います。

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こんなところで練習します。
新津クレー射撃場というところです。
山の中なので(まあ基本的には大概の射場は平地ではなくそれなりに
人里離れた山などに立地している場合が多いとは思いますが)
周囲への騒音などの心配もなくまた周辺からの(たとえば車の走行音など)
音からもシャットアウトされている良い環境なので、
シリアスシューターにとっても快適でしょう。
自宅から車で3・40分で着きます。
時期柄、国体選手の方たちが何人か練習に来ていました。
もう追い込む時期は終わったでしょうから、最後の調整という感じなのでしょう。
スキート選手ばかりでトラップ射場はカラだったので、
いつもの平日の午前中同様、ぼくの貸し切り状態です。

ぼくは平日の午前中に来ることが多いのですが、たいてい貸し切り状態です。
たまにお会いする方もほとんど決まった顔ぶれで、そういった方は
かなり撃ち込んでる方で、国体経験者だったりします。
平日も、午後になると週5回は通ってるといった近所の農家の方なんかが
ぐっと増えるので、2・3人で周ることも多いです。

ほぼ同じ距離と時間で通える巻町というところにも
クレー射撃場があるのですが、そちらはプーラーさんが付かず
自動射出(射手の掛け声をマイクで感知してクレー=的のお皿が
自動的に射出される)でスコアも自分でつけなければならないので、
ちょっと面倒なので1・2度しか行っていません。
射出機の操作はすぐ慣れますが、撃ちながらスコア付けというのは
結構面倒です。
まあたいがい誰かベテランの常連の方が練習してるので、休憩中の
方は気軽に「俺がスコアつけたるよ」といってくれるのですが
そういった方は往々にして全装備に「NIPPON」シールが貼ってあるので
ちょっと恐縮します。
またそういった方が、野良仕事の合間に練習に来てると思われる見た目なのに
700万くらいする(という噂の)ペラッツィなどを無造作に担いでたりして
面喰います。

しかし、国体経験者などの超ベテランと日常的に一緒に練習できるスポーツというのは
他にはあまり無いと思います。
場所によってはオリンピック選手と普通に一緒に撃つこともあるわけです。
都会ではまたちょっと事情が違うと思いますが、ぼくの経験では
平日の真昼間に練習に行けば、ぼくのようにたまーにしか練習に来ない初心者的なひと
よりも、名のある大会で良い成績を修めてる選手とご一緒することの方が多いようです。
何か特殊なクラブなり団体なりに所属していなくとも
練習する場所に出向くだけで県や国の代表レベルの選手と
一緒に練習できる、というこの点は大きな魅力と考えて良いのではないかと思っています。

ぼくはたいてい午前中に行き、忙しければ2ラウンド、時間があっても3ラウンドまでです。
4ラウンドすることはあまりありません。
ざっと簡単に説明しますと、5個撃つ場所が並んでいて、1か所に立って一枚の皿に向かって
一発か二発撃ちます(一発で当たれば一発だけ、外れたら二発撃つ)。
撃ったらとなりの場所に移って同じく一発か二発撃ちます。
これを5か所で繰り返し、元の場所に戻り、続けます(詳しいルールは専門サイトで調べてください)。
これを5回繰り返し、つまり25枚の皿を撃って、終わりです。
単純計算で、すばらしくうまい人=一枚の皿を全部一発で割る(満射、と言います。とてもすごいこと)
人は1ラウンド最低25発で回れます。
同じく単純計算で、すごくヘタだった場合=一枚の皿に対し必ず二発ずつ撃つ人の場合
1ラウンド50発必要になります。
外す(当たらない)ことを考えますと、2ラウンド周るのならば100発の用意
(弾は25発でひと箱なので、二箱)が必要です。
なお、当然複数人で撃てばラウンドの時間は長くなり、一人で撃てばずっと短時間で終わります。

ぼくは撃つのが比較的遅い方(射台に入り→スタンスを決めて→弾こめて→鉄砲を構えて→コール、
の流れにかかる時間が長い)です。
射場について、射場の社長と近況を話しつつ受付を済ませ、弾を受け取り、
再び車に乗って30秒ほど走行して国際ルールのトラップ射場に移り、
銃を組み立て、プーラーさんとあいさつしてスコアカードを預け、1ラウンドして休憩、
もう1ラウンドしてプーラーさんからスコアカードをもらい、銃を分解してざっと大まかな
整備(撃った後は火薬を落とさなければなりません。手入れについてもいずれ書きます)、
銃を車に積んでまた30秒走行して受付に戻り、清算して終了、という流れで
大体1時間、というところでしょうか。
日常の中で、片道3・40分の現場へ赴き、小一時間の作業を行う、という行為は
それほど難儀なことではないと思いますが、こと射撃に関しては法律上直行直帰を
厳守しなければならない関係上、他の用事の合間などに通うわけにはいかないのです。
つまり「今日は射撃するぞ」という日は、射撃の練習前後の時間や、他の用事との
兼ね合いも十分考慮してから行かなければならないため、それなりにうまいスケジューリングが
要求されます。
トラップ練習_e0184922_1353726.jpg

by kumachanchan | 2009-09-18 13:59 | てっぽう(ほんもの/散弾銃)  

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